軍艦島(端島)への上陸は天候に左右されます。波高・風速・視程の気象予報データから、長崎市の上陸基準に基づいて上陸できる確率を、長崎ツアーズ独自の計算方法により10日間・AM/PM別に予測します。あわせて、過去の運航実績から集計した月別の上陸傾向(上陸しやすい時期)もご覧いただけます。
明日から10日間の上陸確率予想(毎日更新)
📅 10日間の上陸予想(2026年10月5日 16:10時点の予報データ)
| 日付 | AM便 | PM便 | コメント |
|---|---|---|---|
| 2026-10-05 (今日) (月) | ✕ 低い15% | ✕ 低い15% | 波が高め |
| 2026-10-06 (火) | ✕ 低い15% | ✕ 低い15% | 波が高め |
| 2026-10-07 (水) | ✕ 低い17% | ✕ 低い16% | 波が高め |
| 2026-10-08 (木) | △ 注意58% | ◎ 高い75% | 風が強め |
| 2026-10-09 (金) | ◎ 高い91% | ◎ 高い91% | — |
| 2026-10-10 (土) | ◎ 高い91% | ◎ 高い91% | — |
| 2026-10-11 (日) △ | ◎ 高い91% | ◎ 高い91% | — |
| 2026-10-12 (月) △ | ◎ 高い91% | ◎ 高い91% | — |
| 2026-10-13 (火) △ | ◎ 高い60% | ◎ 高い91% | 視界が悪い |
| 2026-10-14 (水) △ | △ 注意49% | — | 雨 |
上陸確率予想の計算方法を見る
長崎市の上陸基準では、次のいずれかに該当すると上陸できません。
- 波の高さが0.5mを超える(伊王島沖で測定。唯一の例外として、令和5年から条件付きで0.6mまで上陸を試みる実証実験が行われています)
- 風速が毎秒5mを超える(船の上で測定)
- 視界が500m未満になる(霧や大雨のとき)
当ページでは、この基準に照らして天気予報(波の高さ・風の強さ・風向き・視界・雨)をチェックし、各日・各便(午前/午後)がどのくらい安全に上陸できそうかを%で表しています。予報の時間帯ごとに判定し、一番条件の悪い時間でその日の判定を決めるため、厳しめの表示になります。
南〜南西の風が吹く日は、桟橋に波が入り込みやすいため、ほかの条件が同じでも確率を下げています。
予報データには Open-Meteo(海上・地上の無料気象予報サービス)を使用しています。風速は地上10mの予報値を船上の風速に近づけるため0.75倍に補正しています。
6日目以降(△マーク)はそもそも天気予報の精度が落ちるため、季節ごとの上陸実績も加味しています。予定日の3〜4日前になったら、もう一度ご確認ください。
軍艦島には、なぜ上陸できない日がある?
軍艦島(端島)への上陸は、長崎市が定める「端島見学施設利用禁止基準」により天候で制限されています。要点は次の3つです。
- 波高 — 伊王島沖の波高計で0.5m超だと上陸禁止(最重要)。令和5年からは条件付きで0.6mまで認める実証実験中。
- 風速 — 船上の風速が5m/s超だと乗下船が危険なため禁止。
- 視程 — 視界が500m以下(霧・大雨)だと禁止。
当ページはこれらの基準に、気象予報の波高・風・視程を照らし合わせて確率を算出しています。ただし実際の可否は各社の船長が現場の状況(桟橋の揺れ、潮位なども含む)を総合的に判断して決定します。
上陸しやすい時期はいつ? 月別「上陸傾向指数」(長崎ツアーズ調べ)
長崎ツアーズが運航各社の公表データを基に、月ごとの上陸傾向を指数化した独自集計です。
軍艦島への上陸は天候(特に伊王島沖の波高)により左右されるため、同じ「上陸ツアー」でも月によって上陸できる確率は大きく変化します。当サイトでは、長崎市の上陸基準が定められた海域で運航する複数の事業者が公表している運航実績を、独自の方法で月別に集計し、上陸のしやすさを示す「上陸傾向指数」(年間平均=100)として整理しました。
指数が高い月ほど「上陸できる可能性が高い時期」。目安として、5月・10〜11月が高く、2月・7月・12月が低い傾向が長年のデータで一貫して見られます。7月は台風と南寄りの風によるうねりが主な要因です。冬は季節風の影響を受けますが、長崎は東シナ海に面するため北西〜北の季節風の中休みがあり、月ごとの差が大きいのも冬の特徴です。
| 月 | 上陸傾向指数 | 傾向 |
|---|---|---|
| 1月 | 100 (平均的) | |
| 2月 | 90 (やや低い) | |
| 3月 | 100 (平均的) | |
| 4月 | 105 (上陸しやすい) | |
| 5月 | 108 (上陸しやすい) | |
| 6月 | 102 (平均的) | |
| 7月 | 91 (やや低い) | |
| 8月 | 93 (やや低い) | |
| 9月 | 102 (平均的) | |
| 10月 | 108 (上陸しやすい) | |
| 11月 | 109 (上陸しやすい) | |
| 12月 | 91 (やや低い) |
上陸傾向指数の集計方法を見る
この指数は、船を運航している会社が公式サイトで公表している「何回運航して、そのうち何回上陸できたか」という過去の実績から作っています。対象は運航実績を公表している次の3社です。
- やまさ海運(平成21年〜平成28年度・運航率・上陸率の公表値)
- 高島海上交通(2024年10月〜2025年9月・運航率・上陸率グラフ)
- 軍艦島コンシェルジュ(平成23年〜令和元年度・上陸実績)
集計にあたっては、それぞれの会社・年度の「平均的な月」が同じ重みになるように調整したうえで、全データを月ごとにまとめています。こうすることで、特定の会社のくせ(便数の多い少ないなど)や、たまたま台風が多かった年などの影響をならし、「その月はもともと上陸しやすいのかどうか」という傾向だけを取り出すようにしています。
年間の平均を100として、数字が100より大きい月ほど上陸しやすい月、小さい月ほど上陸しにくい月を表します。
注意: 軍艦島コンシェルジュの古い実績には、2020年4月にルールが変わる前(伊王島沖の波高計で0.5mを超えたら上陸不可になる前)のものが多く含まれるため、今のルールで比べると実際より高めに出ています(同社が公表している今のルールでの上陸率は約60%です)。なお、上陸してよいかどうかの基準そのものは長崎市が定めているものです。
軍艦島上陸についてよくある質問
年間を通じた上陸率は、長崎市の基準(伊王島沖の波高0.5m以下など)が適用されている現在、おおよそ60〜90%程度と、月や年により大きく変動します。当ページの予想では、直近10日間の確率を毎日更新して表示しています。5月・10月・11月は上陸率が高く、2月・7月・12月は低い傾向があります(月別上陸傾向指数参照。出典: 運航各社の公表実績に基づく当社集計)。
長崎市の「端島見学施設利用禁止基準」により、①風速が秒速5mを超える、②伊王島沖の波高が0.5mを超える、③視程が500m以下、のいずれかに該当すると上陸禁止となります(令和5年からは条件付きで0.6mまで実証実験中)。詳しくは長崎市の基準をご覧ください。
運航実績の集計では、5月・10月・11月が最も上陸しやすく、夏でも台風の影響を受けやすい7月・8月、冬の季節風が吹く2月・12月は上陸率が下がる傾向が一貫して見られます。ただし日によって大きく異なるため、訪問予定日の前には必ず当ページの予想と予約空き状況カレンダーをご確認ください。
影響します。軍艦島のドルフィン桟橋は潮位により船と桟橋の段差が変化し、低潮位時は乗下船がより難しくなります。上陸可否は波高・風速・視程の長崎市基準に加え、船長が潮位を含む現場状況を総合的に判断して決定します。潮位は当ページの確率計算には含まれていません(予報データの制約による)。あくまで参考情報としてご覧ください。
海上の波高予報・地上の風速・風向・視程・降水の予報データを取得し、長崎市の上陸基準に照らして各時間帯の上陸可否確率を算出しています。詳しい計算方法はこちら。気象予報に基づく参考情報であり、実際の可否は各社の運航判断によります。