軍艦島の風景
海上から見た軍艦島 |
上陸ツアーの様子 |
廃墟の軍艦島 |
廃墟の軍艦島 |
出典:4travel
軍艦島とは
長崎市の沖合に浮かぶ人工島、端島。海底炭坑をもつこの小さな島は、岸壁が島全体を囲っており、高層鉄筋コンクリートが立ち並びます。その姿が軍艦「土佐」に似ているところから、端島は軍艦島と呼ばれるようになりました。
軍艦島の最盛期は1960年頃で、当時は面積0.1km2のこの島に約5,300人もの人が住んでいました。その人口密度は当時の東京都区部の約9倍にも達し、島内には小中学校や病院など生活に必要な施設のほか、映画館やパチンコホールなどの娯楽施設までそろっていました。
軍艦島で採掘される石炭はとても質がよく、約3kmの距離にある高島炭坑とともに日本の近代化を支えてきました。しかし、エネルギー革命により石炭から石油へと主要エネルギーが移行したことで、1974年に端島炭坑は閉山、島は無人となりました。
それから35年後の2009年4月、軍艦島の一般公開がはじまりました。2015年には世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」にも登録され、軍艦島上陸ツアーは長崎の人気観光イベントになっています。
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軍艦島詳細
名称 | 軍艦島 |
所在地 | 長崎県長崎市高島町 |
アクセス | 高島港から船で10分 |
面積 | 面積0.1km2 |